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2026-04-24 11:50:00

4月23日(木)にバンコク都内で開催された、化学物質・有害物質管理のOECD基準への高度化セミナー(DIW主催)のキーポイントは下記の通り。

 

タイにおけるOECD加盟に向けた化学物質規制改革のタイムライン

タイムライン   特記事項 
2024年2月

タイ政府がOECD加盟への意向表明文書を

正式に提出 。 

2025年12月

法規制や方針の適合性を自己評価した

「初期覚書(Initial Memorandum: IM)」を

OECDに提出 

2026年4月〜10月(現在進行中)  化学品保管施設に対するオンサイト監査およびアンケート調査の実施(新たな安全保管基準の策定に向けたデータ収集) 
2026年第4四半期〜2027年第1四半期  OECDのChemicals and Biotechnology Committee [CBC] によるタイ国内での事実確認調査(Fact-finding missions)の実施 
2027年6月 OECD CBCによる委員会協議(Committee Discussion)および評価 
 2028年以降〜(2030年加盟目標へ) 

OECDからの勧告(Chair's Letters)を受け、

タイ国内法(有害物質法など)の具体的な改正と

施行 。ハザードベースからリスクベース管理への

本格的な移行 

 

化学品取扱者が備えるべき「4つの急務」

 

-   GHS分類(第7版になる可能性大)への大幅なアップデート (GHS Revision)

-   国家化学品インベントリの構築とデータ連携 (Chemical Inventory)

-   化学品保管基準の近代化と厳格化 (Safe Storage)

-   PRTR制度とプロセス安全管理(PSM)の導入拡大

 

化学品を取り扱う企業様への注意喚起

 

-   タイ国はOECD 加盟に向け、これまで長年滞っていた「GHSの最新版への移行」や「化学品保管基準の高度化」を、2026年〜2027年のわずかな期間で一気に進めようとしている。

-   2026年後半から始まる新たな法規制の草案発表やパブリックコメントの動向注視

-   SDSの更新や化学品保管施設のコンプライアンス点検の予算・スケジュールを今から確保

 

他省庁の化学物質担当者と会場でディスカッションしたが、DIWの取り組みにいずれも受け身的、懐疑的だった。

 

以上