INFORMATION

2025-01-13 14:57:00
世界競争力ランキング(IMD)から見た日本のポジッションと主要国比較(HS-TECHの解析)

IMDランキング結果(2023年)、HS-TECH作成

 

国際経営開発研究所(IMD[1]は世界各国の競争力を評価する年次報告書を公表しています。2023年報告書では64の国と地域が対象となった。この総合評価でデンマークが1位、タイは30位、日本は35位でした。

 

日本は調査対象となった64の国と地域中、大分類「ビジネスの効率性」中の小分類で最下位が5項目もありました。特に我が国の文化(National culture)が最下位とはいったいどのような判定基準に基づくのでしょうか。

[1] スイスの本拠を設置するビジネススクール https://www.imd.org/about/about-us/

 

部の論者はIMDの断片的で極端なデータを引用し、日本の凋落振りを強調します。

そのアプローチは納得性が高いですか?

さらに解析を進めると、IMD側の”意図”が見えてきそうです。

 

そこで弊社は全評価項目(小分類)の順位を国ごとに箱ひげ図にて可視化してみました(上図)。

 

その結果、日本が特異的に最下位付近の評価項目が多いことがわかります。

主要国を並べて鳥瞰的に眺めることで、新たな視点が出てきます。

 

弊社は解析容易な形式によるデータベースの構築、データの可視化も得意としております。

地理データ(geospatial data)からの可視化、解析(モランI統計解析等)もご提供できます。

 

データベースの一例(インドネシア、HALAL認証が必要な製品リスト)

HALAL_INDONESIA.png

インドネシア語を英語および日本語に機械翻訳 

 

ご参考

IMDランキング:2024年

https://www.imd.org/centers/wcc/world-competitiveness-center/rankings/world-competitiveness-ranking/

 

 以上