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タイ国工業省産業規制局から主要担当官を招聘(改訂版)
会場 「東京・蒲田」 大田区民ホール・アプリコ 地下1階 小ホール
時間 令和二年三月十三日(金) 12:30 ~ 17:00
主催・受講申し込み
情報機構株式会社 https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC200394.php
1. タイ法規制情報収集・解析の難しさ
溢れかえる情報の解釈に追われる諸国とは異なり、タイ国における化学品(化学物質)法規制情報量は至って限定的です。タイの行政からの関連情報は、官報告示や時折開催されるタイ国内でのセミナーに頼らざるを得ません。
しかもそれらの情報はタイ語で提供される場合が多く、受講したタイ人担当者から説明を受けても、「関連業務経験の濃淡」や「コミュニケーションギャップ」もあり、日本人にはなかなか理解できません。加えて、タイ行政と日常的な接点を構築し、常に情報を入手している組織は殆どないようです。
そこで今回、ラタナ部長(タイ国工業省産業規制局化学物質管理部)の特別なご厚意により、情報不足に腐心されている日本の方々と、タイムリーな現地法規制関連情報を共有するため、化学物質管理部から主要担当官をお招きし、「タイにおける化学物質/化学品管理 最新動向セミナー」を開催する運びとなりました。是非とも聴講ください。
なお、聴講の申し込みは、情報機構株式会社様のサイトからお願い致します。その際、「事前のご質問」も受け付けております。
2. セミナーのポイント
v 「タイ国・化学品法(法案)」、「有害物質法」を主導する「DIW担当官」を招聘
v 「DIW担当官」が、法規制を運用する上でのキーポイントや事業へのインパクトを解説
v 「日本人講師(在、バンコク)」が、法規制への対応と教訓を紹介
v 充分な質疑応答の時間を設定
v 逐次通訳(タイ語↔日本語)には、第一人者の三浦由美子様をタイから招聘
3. 参加して得られる知識
v 現在進行中の化学品法(法案)の導入背景、考え方や進捗状況
v 有害物質法の運用情況(輸出入時、国内取り扱い、廃棄時等)
v 「DIW担当官」へ直接、質問することによる法規制解釈
v 「DIW担当官」と「日本人講師」のQ&Aによる課題の明確化と対応策
4. セミナー内容(改訂版)
12:30 ~ 13:50 |
講師;調整中 (Rattana タイ国工業省産業規制局有害物質管理部長またはThanatorn 同部有害物質委員会事務局・技術ユニット課長のいずれか) |
80分 |
言語:タイ 語(日本語へ逐次通訳) 資料は英語 |
セッション 2 『有害物質法施行に関連する現下の課題』 |
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14:05 ~ 15:25 |
講師;Jariya技監 (タイ国工業省産業規制局有害物質管理部) |
80分 |
言語:タイ語 (日本語へ逐次通訳) 資料は英語 |
セッション 3 『タイの化学物質関連法規への対応と教訓』 |
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15:40 ~ 16:20 |
講師;橋本真也 HSTECH NGINEERING社長
講師;Dr. Alex Paul, Vice President, yordas Limited |
40分 |
言語:日本語 資料も日本語
言語:英語 資料は英語 |
セッション 4 ディスカッション・質疑応答 |
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16:30 ~ 17:00 |
会場、講師 |
30分 |
言語:タイ語 (日本語へ逐次通訳要) |
セッション 1.
『タイ国化学品法案の骨子と進出企業が注意すべき点』/人選中
v 化学品法の要点、導入の背景
v ドラフト版(2019年4月)の要点
· 3種類の有害物質区分(33条)
· トランジット、再輸入、再輸出
· 規制緩和
· ライセンス取得(55条)・剥奪(63条)・罰金(84条5年以下の懲役、500万バーツ以下)
· 広告宣伝(60条)
· 輸入禁止物質と例外(48条)
v ドラフト版(2019年9月)の要点
· 成形品の規定削除(4条)
· 代理人制度の導入(36条)等
セッション 2 .
『有害物質法施行に関連する現下の課題』/DIW Jariya技監
v 有害物質法の要点
v 押し寄せるCBI申請と対応
v DIW・既存化学物質物質インベンリーの進行状況と本格運用の見通し
v 省庁間・既存化学物質インベントリーの連携
v Hazardous Substance Single Submission
v 安全データシート、ラベルの要求事項、言語、問題点
v 化学物質(既存化学品、新規化学品)のリスクアセスメント等
v 日系企業への提言
セッション 3.
『タイの化学物質関連法規への対応と教訓』/HS-TECH 橋本、yordas Limited, Dr. Alex
v 化学品のタイへの輸入申請から製造現場で使用、廃棄までの申請プロセス
v 輸入時
· オンラインコンサルテーションシステムと運用
(100%成分情報開示に基づくウェブベース登録システム)
· CBI申請を実施しての教訓--例) 却下事例、100%開示を要求する一部の通関業者
v タイ国内での取り扱い時
· 輸送、貯蔵、製造時
· 廃棄時--例) ラベル、マニフェスト等
セッション 4.
ディスカッション・質疑応答
下記四項目について、日本人講師が要約した後、ディスカッション・質疑応答に入ります。
v オンラインコンサルテーションシステムでの課題
v CBI申請時の課題
v あらためて、リスト5.6とは
v 化学品インベントリーの進行状況
注)内容およびご説明順序は予告なく変更される場合があります。
以上